先週の5月25日から突然暴落したビットコインを含む仮想通貨市場
今年に入り急激に膨張していた仮想市場は9兆円規模に達していたが、先週の暴落で3兆円ほど吹っ飛び6兆円台に急降下した
しかし、その後3兆円分の暴落を1週間ほどで回復し、再び9兆円規模へと戻した
驚異的な回復スピードを見せた
仮想通貨の全体時価総額

引用元 coinmarketcap
チャートを見てもらえればわかると思うが、先週の暴落分を戻しているのがわかる
仮想通貨を保有している人は暴落でヒヤヒヤしたかもしれないが
そのままホールドしていた人は再び同じくらいの数値に戻ったのではないだろうか
そして暴落を待って参入した人は1週間で一気に資産を増やせたのでは?
しかし、1つだけ面白い現象がここから見える
ビットコインとアルトコイン
ビットコインの暴落前の価格は1BTC=33万円、ところが仮想通貨市場が暴落前の水準に戻しているのにビットコインの現在の価格は1BTC=約28万円
ビットコインも底値から回復しているとはいえどういうことだろう
アルトコインの伸びがビットコインの市場占有率を削る
つまりビットコイン以外の仮想通貨(アルトコイン)が底値から反発する過程でもビットコイン以上に値を伸ばしているということだ
ビットコインの2017年初頭の仮想通貨市場における市場占有率は80%を超えていた
しかし、イーサリアム(ETH)、リップル(XRP)の伸びにより今や50%を切って40%台にまで落ち込んでいる
今回の暴落からの反発の過程でもStratis(STRAT)が300%を超えるなどアルトコインの中には急上昇する仮想通貨もある
ひとまず前回の暴落分を戻した仮想通貨市場、このまま再び拡大していくのか、縮小するのかはわからない
またビットコインの仮想通貨市場における占有率の推移にも注目だ
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