TREZORとMyEtherWalletを連携してイーサリアム、ERC20系のトークンを管理する方法です。
これは実に簡単な仕組みなので3分もかからずに連携できます
基本的な仕組みはTREZORの中にMyEtherWalletのアドレスが5個用意されていると考えてもらうといいでしょう
(もしあなたが既に作成しているMyEtherWalletのアドレスがあったとしても、それとは連携出来ない)
説明を一通り目を通してもらえばTREZORでのMyEtherWalletの利用とはそういうことかとわかります
TREZORを購入、初期設定が終わっている段階から説明します
TREZORでMyEtherWalletを利用する方法
TREZORにログインする
TREZORの初期設定をして利用可能になってログインしたTREZOR画面になります、そして左上の「▽」をクリックします
TREZORでの取扱いの仮想通貨一覧がでますので、「Ethereum(ETH)」を選択します
MyEtherWalletとの連携選択が出ますので「Go to MyEtherWallet」をクリックします
MyEtherWalletを操作する
MyEtherWalletの画面に移行したら、「お財布情報を見る」にしておいて
「どの方法でお財布を操作しますか?」から、「TREZOR」にチェックを入れて「TREZORに接続」をクリックします。
「Export public key for Ether account#1?」の表示が出ますので「Export」をクリックします
・「HD derivation path(HD導出経路)」が「m/44’/60’/0’/0」に設定されていることを確認してください
・「自分のアドレス」に並んでるこの5個のアドレスがこのTREZORに用意されているMyEtherWalletのアドレスです、TREZOR1個に全部使えます
このようにTREZOR1個にMyEtherWalletの5アドレスが用意されています、全部使えます
MyEtherWalletのアドレスを操作する
「自分のアドレス」の操作したいアドレスを選択(チェック)して「お財布をアンロック」をクリックします。
選択したアドレスのMyEtherWalletのお財布情報が見れます
Ethereum(ETH)を預け入れたい場合はこのMyEtherWalletのアドレスに送付すればいいわけです
TREZORでMyEtherWalletを利用する場合の違い
普通にMyEtherWallet単独で利用する場合との違いは次の2点です
・外部に送金する場合
MyEtherWalletから外部に送金する場合にはTREZORの物理的な操作、ボタンを押しての許可が必要になります
・秘密鍵の管理
普通にMyEtherWalletのアドレスを作成する場合は自分で秘密鍵を管理しますが、TREZOR経由でMyEtherWalletを利用する場合は秘密鍵はTREZOR、デバイスで管理されているため自分にはわかりません
秘密鍵の流出の可能性が少ない一方でTREZORの最初の設定での復元パスフレーズの保存、管理などを確実に行う必要性があります

コメント