Litecoin(ライトコイン)とは、ビットコインのソースコードから派生してつくられた仮想通貨です
開発者はマサチューセッツ工科大学出身で、元Googleのエンジニアのチャーリー・リー氏、「ビットコインが金ならライトコインは銀を目指す」目的として2011年に公開
ビットコインの軽量版ということで基本的な性質は同じですが、相違点もあります
Litecoin/ライトコイン(LTC)の基本情報
発行上限 | 84,000,000LTC |
アルゴリズム | Scrypt |
平均ブロック生成 | 2分30秒 |
半減期 | 4年 |
開発者 | Charles Lee |
公開日 | 2011/10/7 |
ライトコイン(LTC)とビットコイン(BTC)の違い
発行上限枚数
ビットコインが2100万BTCなのに対してライトコインは8400万LTCと4倍になります
発行上限枚は違いますが、ブロック生成速度が4倍であるためインフレ率はビットコインと同じになります
承認時間(ブロック生成速度)
ビットコインは平均10分に1回承認、ブロックが生成されます、それに対してライトコインは4倍の速度、2分30秒で承認、ブロックが生成される設計になっています
つまりこのことによりライトコインの発行上限がビットコインの4倍であってもインフレ率はビットコインと同じになります
4倍の速さで承認されるならライトコインの方が優れてるともいえますが、そのぶんセキュリティレベルが低くなったとも言われます
アルゴリズム(計算方法)
ビットコインの採掘時のアルゴリズムがSHA-256がなのに対してライトコインは採掘時のアルゴリズムがScryptとなっています
これによりビットコインよりマイニングへの参入のハードルが下がっています
ライトコインはビットコインをもとに改良をして誕生したものなので優れている面もありますが、だからといって現状ビットコインにとって代わる存在にはなっていません
これは後発の様々なアルトコインにもいえることですがビットコインが既に仮想通貨の基軸通貨的位置を築いているためだとも考えられます
また公式にも「Litecoin は Bitcoin を補完する商取引媒体」を目指すとうたっています
ちなみにモナコイン(MONA)はライトコインから派生した仮想通貨です
Segwit導入
ビットコインがスケーラビリティ問題を解決するために導入を目指しているSegwitをビットコインに先駆けて導入しました
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